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デザイナー



HIRAMEKI Design × Finland フィンランドから、ほんもののデザイン、そしてライフスタイル。 東京デザイナーズウィーク2010で。 2010.10.29 - 11.7 リビングデザインセンターOZONE
社会進出が基本とされる北欧女性は、仕事もアフターファイブも公の場での自分を意識します。必然的に職場での会議にも、夜の劇場にも相応しいファッションが求められるのです。AINOの提案するコレクションは、アクセサリーを取り替えるだけでTPOに合わせた自分へと自在に変化を楽しむことができるのです。

ドラマチックなブラックのワンピース、セヴィラは、着ている人がまるで踊っているように見ます。非常に軽い素材で作られており、着る人の動きにあわせて美しくシルエットを変えていきます。

セヴィラは、昼の職場でも夜のパーティーでも身に纏うことができます。まさに、AINOの提案する「自立した北欧女性のための服」の代表です。

ジャケット、サークルスは超軽量かつ薄手のウールニット地で作られています。羽織る時、その軽さに驚きを感じるほどです。ジャケットの模様は北欧の秋と熟したさくらんぼを表現しています。

ジャケット、ピアッツァの生地は非常に密度の高い高級素材によるジャガード織です。二種類の布が使われているように見えますが、使用されている布は一種類です。

柄のインスピレーションはイタリアの街の広場、ピアッツァから。至る所に広がる様々な石畳や石の壁、装飾彫刻のスタッコを表現しています。

AINOのコレクションにおいて、もっとも時間をかけてデザインしているのが色。服の色が女性の肌の色に映え、着る人を美しく見せる。そのことを非常に大切なことと考えています。

ヨーロッパにおいて、最高の染色技術を誇るのがイタリアとフランスの工場。AINOのコレクションはこれらの工場なくしては成り立ちません。この技術により、デザインした通りの色がコレクションを彩るのです。 リネン素材のチュニックは、遠くからと近くからでは見え方が異なります。立体感のある表面が特徴です。

コート、ムーラインは、非常に特殊なジャガード技術によりストーンドットを織り込んだウール地で作られています。石の模様はふっくらと盛り上がり、柔らかな表面を演出します。

デザイナー、リーサはデザインのインスピレーションを振り返ります。

「秋になると石に露が落ち、しっとりとした表面が光り輝いて見えます。色も大きさも様々なそうした輝きから受ける素朴な感動を、デザインに表現しました。」

コート、フィールズのデザインに表現されているのは、霧がかった海辺の夜明かりの中に浮かぶ露にぬれた草。ウール地全体に秋の趣が漂います。

太陽が落ちる時、最後の明かりがしっとりと湿った草に映る。それは北欧に冬がやってくる直前の秋の風景なのです。

チュニック、ストランドの柄は、広い海の水平線で反射して見える空の光をモチーフにデザインされました。

インスピレーションからデザインへの昇華は、リーサのアイデアから生まれました。

「海の沖のイメージのおかげで、暑い夏を涼しく過ごすことができるでしょう。」